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肥料高騰!!液肥を自作して備えましょう!!0円で出来るドクダミ有機液肥の作り方

今日はドクダミで液体肥料を作ります。

肥料の高騰

円安やウクライナ情勢によってあらゆる物が値上がっているなか、野菜を育てる肥料も例外ではありません。


3大栄養素の窒素・リン・酸カリは最大で2倍近く高騰しているようです。

そんな中、畑や庭、家庭内で手に入るものを使って、出来るだけお金をかけずに肥料を作って行きましょうという趣旨で、今回は畑や庭とかのジメジメした場所に凄い生えて来る厄介なドクダミを使って、水だけを使って液体肥料を作ります。

マチェラート

もともと有機農業の手法の1つにマチェラートと呼ばれている、色んな草を水に漬けて液体肥料を作る手法があるそうで、今回はそれのドクダミ版の液肥を作ります。

天恵緑汁(てんけいりょくじゅう)

植物から液体肥料を作るやり方で有名なのが、某Youtuber先生のヨモギと黒糖を使ってヨモギのエキスを抽出する天恵緑汁と呼ばれる液体肥料が有名ですよね。

黒糖の浸透圧で絞り出したエキスは強力で、発酵の材料の糖分も加わって発酵も強力で濃度の濃い液体肥料が出来ますが、僕は黒糖もったいなくて出来ないなぁ~と思っちゃいます。

ドクダミ液肥の作り方

1.ドクダミを集める
まずドクダミをひたすら集めてきます。

今回はドクダミの純度を高めたかったので、1回水で軽く洗って、土を落とします。


2.ドクダミを刻む

軽くザクザクドクダミを切ります。切ることでかさも減るし、発酵も早くなります。


3.水を入れる

その後、ドクダミがひたひたになるぐらいの水を入れます。


水の中で嫌気性発酵させることが目的なので、少な過ぎないように水を入れてください。


4.蓋をして発酵させる

重石を乗せて、ドクダミが浮いてこないようにするんですが、重石がなくても、ビニールに水を入れて縛れば重石として代用できます。


後は虫が入らないようにビニールを被せて輪ゴムで止めておきます。

日陰より、日の当たる場所に置いた方が発酵が早まるので、日の当たる場所に1週間~1ヵ月おいておきます。

※夏場は腐敗し易いので短期間から様子を見る。

完成/開封

今回は3週間おいておきました。では開封していきましょう。


匂いは結構強烈な匂いになっています。

嫌気性発酵なので、ある程度の匂いはしょうがないです。

ただ、ドクダミの爽やかな香りもわずかに残っているのでまあましかな。


エキスが抽出されていい色合になっています。

この液肥を濾しながらペットボトルに詰めていきます。


全部で4リットルぐらいの液体肥料になりました。


抽出し終わったドクダミも堆肥として使えるので、野菜のマルチングも兼ねて野菜の株元に撒いたり、さらに完全に堆肥化させるためにコンポストに入れてもいいし、有効活用できます。


後、ペットボトルに入りきらなかった液体肥料を野菜に与えます。

肥料分はドクダミから染み出たエキスが発酵した分しかないので、ストレートで使ってもいいと思いますが、万が一も考えて10倍ぐらいに薄めて使うようにしてください。


最後に

この液肥は、濃度の低い液体肥料になりますが、その分お金をかけずに作ることが出来るのでぜひ試してみてください。


あと嫌気性発酵の性質上、匂いはドブを感じる匂いになるのでご注意ください。

発酵促進剤等で腐敗菌が優勢になる前に対策するのもいいですね。

以上ドクダミで液体肥料を作る方法のご紹介でした。

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おわり

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