里芋の保存方法2種類!里芋は毎年種芋を買う必要はありません、保存して来年使えます
今日は里芋の収穫と里芋の保存についてやっていきます
結構寒くなってきましたけど、里芋は地上部が寒さでやられてもしばらくは芋の部分はノーダメージなので、なんだかんだで収穫が遅くなってしまいました。
里芋の株元に土を盛ってあげればさらにそのまま畑においておけますが、今年は里芋が見ての通りここの5株しかないので流石に収穫しようと思います。
里芋の収穫自体は簡単で、里芋の株元から20,30cmぐらい離れた場所にスコップを差し込んで、テコでスコップを持ち上げるだけで簡単に収穫できます。
里芋の大きさも、大体地上部の大きさと比例するので大きそうだったら少し離した場所に何か所か差し込んでテコで持ち上げるように収穫すれば簡単に収穫できます。
あと、僕の里芋より大きいサイズのものは、地上部分茎が邪魔になるので、引っ張れる長さを残して切ってしってから作業した方が作業しやすいですね。
今回里芋の保存は2種類の保存方法で保存していきます。
まず最初に室内で保存する方法です。
里芋は寒さに弱いので外で保存すると、寒さに当たって蕩けて腐ってしまいます。
なので、寒くない室内であれば里芋を保存することが出来ます。
室内で保存するポイントは2つあります。
1つ目のポイントはなるべく傷口を増やさないことです。
親芋からなるべく傷口が少ない状態で取り外すことで、雑菌が入りにくく、乾燥しにくい状態にすることが出来るので、
長期間の保存ができます。
2つ目のポイントは出来るだけ土を洗い流すことです。
室内で保存する場合、土の中に潜んでいる害虫が悪さをするので、なるべく綺麗な状態で保存した方がいいです。
綺麗な状態となった里芋を1週間ぐらい乾燥させたら、段ボールに新聞紙を敷いて、里芋を並べて、その上に新聞紙を敷いて乾燥しないように保存します。
水分たっぷりな状態だと腐敗するリスクが高いので、必ず少し乾燥した状態で保存してください。
また、乾燥させ過ぎもダメなので1週間ぐらい室内に置いて乾燥させてから保存してください。
次に土に埋めて畑で保存する方法です。
土に埋めて保存する場合も基本的には傷口を増やさない方が腐りにくいので出来るだけ収穫したままの状態で保存します。
そして、保存する穴の深さは地域によって変えてください。
寒い地域だったら1メートルぐらい掘らないと寒さでやられてしまいますが、暖かい地域の場合は30cmぐらいでも保存できます。
穴の深さによって寒さが違うので、不安な人は出来るだけ深く掘って保存するのがいいです。
掘った穴に藁を入れて、その上に収穫した里芋の株を丸々置きます。
この時里芋の株の向きは逆さにしておくんですが、逆さである必要があるのかは不明です。
恐らく切った株元に水が溜まって腐りやすいからっていうのもあるかもしれません。
里芋の株を置いたら、上からまた藁を被せます。その上から土をかぶせて完成です。
藁で挟むことで水の抜けが良くなったり、掘り出すときも藁を目印にして掘り出せるので、藁が手に入る方は藁でサンドイッチして保存してください。
後、どこに埋めたか分かるようにダンポールとかで埋めた場所の目印をつけてください。何かしらの目印がないと発見できなくなって、畑の肥やしになってしまうので、何かしらの目印は立てておいてください。
後、埋めた場所の土は山になるように土を盛ることで、水がたまるのを防ぎます。マルチシートやビニールを代わりにかぶせておけばよりいい保存方法ですね。
今回は藁が沢山あったので藁を上から被せてみました
後、親芋も来年の種芋にすることもできるんですがちょっとした加工が必要になります。
親芋を傷つけないように、生えている茎の部分を斜めにカットしていきます。
こうすることで、茎の部分が早く乾燥させて腐るのを防ぐことができます。
親芋は大きいので種芋にすると大きい里芋にすることができます。親芋の使い道がなかった方は是非来年試してみてください。
里芋粉は民間療法にも使われるみたいです
おわり