簡単な菊芋の育て方!知らないとヤバいことに…イヌリンたっぷりなスーパーフード
話題の菊芋は、家庭菜園でも簡単に育てられてオススメの野菜ですが、育て方一つ間違うと大変なことになってしまうのでご注意ください。
菊芋とは
最近スーパーフードと言われて話題なっているので知っている方は多いとは思いますが、菊芋にはイヌリンと呼ばれる成分が含まれていて、血圧の上昇を抑えたり、お通じが良くなったりでダイエット効果も期待されている凄い野菜です。
以外と身近にあって、河川敷とかに行くと背の高い黄色い花が集団で咲いているんですが実はそれが菊芋だったりするんです。
畑でも簡単に栽培できるんですが、知っておかないととんでもなく大変なことになってしまうので、この記事を参考にしてみてください。
菊芋の育て方
1.プランターを使用する
菊芋を育てる時は、プランターや肥料袋などの根っこを制限できる容器で栽培してください。
菊芋の恐ろしい所は何と言っても凄い勢いで畑に広がってしまう増殖力です。
僕も以前10株ぐらい畑に植えたことがあるんですが、取り切れない量の菊芋が出来てしまいました。
しかも菊芋は土の中で凄い横に広がるので、収穫も大変で、諦めて冬を越してしまったことがありました。
そうすると、翌年の春にはそこらじゅうで菊芋の芽が出て、駆除するのが本当に大変でした。
土の中に芋の本体があるので、出てくる芽を春から夏中刈って刈って刈り取り続けて何とか駆除できました。
なので、菊芋を育てる時は絶対に根っこを制限出来る環境で育ててください。
僕はこのあぜ板を2枚組み合わせてプランター状にして育てます。
ここに土だけでもいいんですが、下の方に藁とかの有機物を入れておけば同時に堆肥も作れて一石二鳥ですね。
1.菊芋の植え付け方法
菊芋の植え付け方法は、結構大きくなるので40cm位は離して植えてください。
と言いつつ欲張って5つも植えちゃっていますが。
芋を大きくしたければ少な目に、小さい芋が良ければ多めに植えちゃってください。
植え付け深さは10cm位で大丈夫です。
菊芋は根っこが広がって芋が出来ますが、背が高くなるので、なるべく深めの方が倒れにくくていいです。
基本的に植え付けた後はそのまま放置で問題ないです。
プランターが小さい場合はたまに水やりを、芋を大きくしたい時は追肥をしてください。
植え付け後
植え付けて3ヵ月も経つとあっという間に2m越えになっちゃいます。
菊芋は野生でも育つぐらい旺盛なので特に追肥とかは入らないですが、あげた方が芋は太ると思います。
9月ぐらいになると、菊芋というだけあって綺麗な黄色い花を咲かせるので取って飾るのもお勧めです。
収穫時期
菊芋の収穫時期は地上部が枯れ始めたら行います。
菊芋はとても強いので、-10℃にもなる僕の地域でも平気で冬を越せるので冬の間ならいつでも収穫出来ます。
という訳で1月になってから収穫してみました。
収穫方法はまず、収穫し易いように地上部の木の部分を切ります。
あ、一つ問題がありました。
土が凍ると収穫どころではないので、なるべく霜が降りるぐらいに収穫した方がいいですね。
幸い表面10cm位しか凍って無かったので、無理やり収穫していきます。
結構大きいサイズになっていますね!
流石に収穫が面倒になったので、ここであぜ板で栽培していたメリットを生かして、あぜ板を外しちゃいます。
根っこが制限されているので、収穫は比較的楽ですね!
畑に植えちゃうと両腕広げたぐらいの範囲に出来てしまって、土を掘り返して収穫しないといけないのでこの比じゃないぐらい大変です。
ちょっと凍ってて取れなかったのもありますが、取れないものは暖かくなってきたら取ろうと思います。
大体これだけ取れました!大きい菊芋もボチボチありますね。
これをそのまま土に埋めておいてもいいし、新聞紙にくるんでおいても、春には種芋として使えるので試してみてください。
最後に
洗ってみるとこんな感じです。
丸々と太ったやつは料理に使いやすくていいですよ。
菊芋は手間がかからず家庭菜園で簡単に育てられるのでこの記事を参考にして育ててみてください。
以上、菊芋の育て方でした。
菊芋は手に入りにくいですが、食用の菊芋でも問題なく育てられます。
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おわり