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甘いとうもろこしを作る方法。種を選別してより甘いシュランケンタイプの種からとうもろこしを作りましょう

 

種の選別による甘いとうもろこしの作り方をご紹介します。

品種

とうもろこしの品種には様々な種類があります。

主な品種の特徴

  • スイート種 :甘いのが特徴。甘いとうもろこしを作りたいならこれ。
  • 爆裂種 :所謂ポップコーンに使われる品種。乾燥しても丸っこい。
  • もち種 :もちトウモロコシなど、自然な甘さでもっちりした食感の品種。
  • etc....
甘いとうもろこしを作りたい場合はスイート種のとうもろこしを育てるのがオススメです。

ただ、スイート種でも、種をよく見ると違いがあることはご存知でしょうか?


これは自家採種したトウモロコシの種なんですが、

実は同じとうもろこしの品種でも種によって甘さが強い種と弱い種があるんです。

品種ではなく種の個体差

この種の中から分かりやすいものを探して見ました。

この2つ種実は甘さが違うんです。



左側は白くてふっくらしていますが、右側は黄色ぽくてしぼんでいるように見えますよね。

実はこのシワシワにしぼんでいる右側の種はシュランケンタイプと言われる甘い種なんです。

沢山集めて比較してみましたがこんな感じです。



とうもろこしは糖分をデンプンとしての種に栄養を蓄えますが、

デンプンが多く含まれると白く濁った色でふっくらとしたものになります。

ただ、糖分をデンプンに変換するのが下手くそな種は、デンプン量が少なく、糖分が多い状態で種に栄養を蓄えるで白濁せずに透明な色でしぼんだような種になります。

つまり、このしぼんだような種を選んで植えることで甘い粒の比率が増えて、甘いとうもろこしが出来るというわけです。


今回この袋の種を全て厳しくチェックしましたが、完璧にしぼんでいる甘い種は50粒ぐらいしかありませんでした。

全体の1割未満の量しかなかったです。

今年はこの種だけでとうもろこしを作ります。



一応実験も兼ねているので、今年のとうもろこしが、1割未満の甘い種の比率が上がることと、去年測定した糖度18%より高い糖度が測定出来れば成功と言えるんじゃないでしょうか。

とうもろこしの育て方は去年動画にしました「無農薬で虫の付かないトウモロコシを作る方法」する予定ですので、そちらの動画も見てみてください。


最後に自家採種した枝豆を植えます。

天ヶ峰という品種で、極早生で甘くて美味しい枝豆です。


こちら上の方は湯あがり娘という品種と比べて見るとちょっと緑色ぽ色をしています。



ちなみに湯あがり娘もとても美味しい枝豆です。

枝豆はほぼ交雑しないので自家採種が簡単な野菜です。自家採種すればほぼただで野菜が作れるのでオススメですよ。

今年は多めに作って、来年用の種を作ってみてはいかがでしょうか。



ちなみに僕が育てているとうもろこしは、『みわくのコーンゴールドラッシュ』という品種のとうもろこしです。

小ぶりのとうもろこしですが、皮が柔らかくて食べやすく、とても甘い品種です。

激推しのとうもろこしです!!

おわり

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