スナップえんどうのフェンス栽培 ネット張り不要で超効率的です
家庭菜園でネットを使う野菜って、ネットを張る準備や片づけが凄い手間がかかって面倒くさいですよね。
そこで、今回はネット張り不要で超効率的なスナップエンドウのフェンス栽培をご紹介します。
寒冷地での冬越し苗の様子
今年の1月はかなり雪が積もって栽培しているトンネルが潰されてしまっていて、少し心配だったんですが、無事、半分ぐらいは生き残っていました。
寒冷地でも防虫ネットと不織布さえあれば年前植えでも十分戦えますね。
去年スナップえんどうはこんな感じでフェンスを合掌作りにするやり方でやっていました。
マルチシートをしていたので草も生えないし結構うまく行ったんですけど、フェンスの内側の収穫のし辛さと、スナップえんどうがうまく絡みついてくれない2つの問題があったので、今回はそれを改良して、よりシンプルより簡単な作りにしました。
フェンス栽培方法
スナップえんどうの植えた列に支柱を立てます。
えんどうが成長してくると風の抵抗を受けやすいので、結構深く刺してください。
そして、ここで登場するのがこのフェンスです。
フェンスといっても、ワイヤーメッシュと呼ばれている建物の基礎に使われる建築材なんですけどね。
大きいホームセンターとかで普通に売ってます。
このフェンスを先程の支柱に合わせて設置して、反対側にもう一本支柱を立てます。
そして、その支柱とフェンスを固定すれば完成です。
スナップえんどうお決まりの蔓を這わせるためのネットや紐を使わないので超簡単です。
更に支柱とフェンスの固定もこの園芸用の誘引結束機を使えば一瞬で固定が可能です。
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流石に1箇所だと強度が弱いので何箇所か固定してあげます。
この結束機に使われているテープは光分解テープなので、三ヶ月は劣化しないので十分収穫が終わるまで固定してくれます。
苗がまだ成長してきていないので、作業は一旦ここまでで大丈夫です。
この後はある程度成長してきた時の作業です。
支柱の補強方法
苗がある程度大きくなって来ると、スカスカのフェンスでも風の抵抗がかかるようになります。
特に横からの風はもろにフェンスを揺さぶるので細い支柱だと簡単に折れてしまうので、補強する必要があります。
具体的には支柱を2本使って横に倒れないように支柱同士を結束してあげます。
こうすることで横の風にも耐えられるはずです。
余分な支柱は無いという方は、紐で横に引っ張ることでも固定できます。
このように支柱に紐を結びつけたら、反対の紐をペグに結び付けて、フェンス側に向けてペグを差し込みます。
キャンプをよくやる人は分かると思いますが、ペグを逆向きで差し込んでしまうと引っ張る力ですぐ抜けてしまうので、必ずフェンス側に向けてペグを差し込むようにしてください。
終わりに
以上、改良したスナップエンドウのフェンス栽培のご紹介でした。
スナップえんどうを列にして植えている方はまだこの方法で栽培出来ますので、ワイヤーメッシュを手に入れてフェンス栽培をやってみてください。
防草シートは家庭菜園をやる上で無くてはならないアイテムです。(草が生えてしまうと気持ちが萎えてしまうので)
出来るだけ防草シートを活用して栽培してください。
この防草シートは杭付きのなのですぐ使えます。