いちごの壁栽培!!ぶどう棚の下スペース有効活用して効率良く畑を使う
今日はいちごを植え付けます
植え付けと言ってもちょっと変わった方法でやってみようと思っていて、土の壁を作ってそこに植え付けていきます。
壁の作り方
前々からこのぶどうを育てるぶどう棚のスペースが勿体ないな~って思っていたんですが、ここで野菜が育てられればスペースに無駄がないんじゃないと思いついたので今日は壁から作って行こうと思います。
木製のパレットとかあれば丁度使えそうなんですが、なかったので、一番安い2mの杉板を使って作ります。
2枚を両サイドに使って、そこに半分の1mに切った板を貼り付けて壁を作ります。
こういう作業をするといつも1回は長さをミスって切っちゃうんですよね~。木材も高いので慎重にカットしていきます。
この板は薄くて、板通しをねじで止めても強度的に弱いので、板同士を固定するための棒を取り付けます。
こんな感じで両サイドの柱用の板に補強を入れます。
この補強した棒に対して板を取り付けるんですが、壁の下の方は土の圧力がかなり掛かるのではずれない様に2,3箇所固定します。
反対側も同様に固定し、裏返して2枚めも同様に固定します。
ここまでくればどんな感じになるか見えて来ましたかね?
壁の積み上げ方
とりあえず2段出来たのでこれをぶどうの棚のところに立てかけます。
全部組み立ててから土を入れると頭の高さまで土を持ち上げないと行けないので、作りながら土を入れていきます。
僕は雑草や、藁や土手作り堆肥やを適当に詰め込んで費用を抑えていますが、詰める土は市販の培養土や鶏糞牛糞などで作った方が無難だと思います。
ある程度詰め込んだら上から土を少し押して土のカサを少なくするんですが、強く押し過ぎると壁が壊れる可能性があるのであくまで優しく押してください。
ただ、結局軽く押しても押さなくても、時間が経つと土の傘が減るので後から追加する必要はあるのでご注意ください。
ある程度詰めたら次の段の板を作って取り付けます。
後はこの繰り返しです。大体身長より低いぐらいの高さになるように段を積み重ねます。
雨の中頑張りました。もうひと頑張りです。
植え付け穴の作り方
壁が目標の高さまで出来たら、この木材に丸い穴を開けられるホールソーを使って、壁にいちごを植える為の穴を開けていきます。
1000円ぐらいの安物なので地味に時間がかかって、雨の中辛い作業です。
1箇所一分ぐらいかな、これを1列4穴と3穴を交互に開けて行きます。
ここまで頑張りましたが雨が酷いので一旦作業を中断して明日続きします、、、
いちごの植え付け
ホールソーで開けた穴のスコップや手を使っていちごが入るスペースを作ります。
作ったスペースにいちごをそっと差し込んであげれば植え付け完了。
このいちごの苗もランナーを増やしたもので、とことん設備以外の費用は抑えていきます。
買ったいちごの苗はもしかしたら穴より大きいポットになってしまうかもしれませんが、そういった場合は少し土を落としてギュッとしてポンって無理やり入れるか、全部土落としてから根っこを壁に入れて、土を詰め込み直せば良いと思います。
この植え付けを壁の穴分やれば完成です。
ちなみに壁の上は乾燥防止の藁を敷いておきます。
こうすることで雨は入れど蒸発はしにくい様になるので、水やりが不要になるかもしれません。
後、土のカサが下がってくるはずなので、下がってきたら藁をどかして土を追加する予定です。
いちごの壁完成しました。
見た目のインパクトがすごいですね。
いちごが出来るともっと面白い姿になりそうで今からちょっとワクワクです。
メリットを考える
ぶどう棚でいちごの壁栽培をした時のメリットを考えてみます。
最初にも話した通り、葡萄棚の下のスペースを活用出来ることが最大のメリットです。
これは何の野菜でも良いかというとそうではなく、いちごが一番いい組み合わせだと思います。
一般的にいちごは5,6月に収穫ですが、その頃のぶどうは葉っぱが伸び始めで十分いちごにも日光が当たります。
そして、収穫し終わった7,8,9月にはぶどうの葉っぱが茂ってきて、適度に明るい日陰になります。
いちごは夏の強い日差しが苦手なのでタイミング抜群に良いです。
そして、その明るい日陰でランナーを増やして、10月頃には強い日差しや暑さも無くなって、ぶどうの葉っぱも落ちてしまうので
丁度来年に向けていちご栽培が再開出来るサイクルになっています。
最後に
デメリットは色々あると思いますが、ロマンがある栽培方法だと思います。
収穫まで色々問題は出てきそうですが、絶対収穫までこぎつけてまた記事にしようと思うので、よかったら続きを見てみてください。
個人的にはこのプランターを積み重ねていちご作ってみたいです。
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おわり