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柿酢の作り方 柿は捨てるぐらいなら酢にして使う

今日は柿酢を作ります。

家には昔から柿が植わっているんですが、僕自身柿ってあんまり好きじゃないんです。

だけど捨てるのは勿体ないので、何かに使えないかと調べたら、柿で酢が作れることを知って、一昨年ぐらいから作ってます。

少し柿の風味がある酸っぱさ控えめの酢で美味しいですよ。

柿を収穫

今年の柿はかなり不作です。


柿酢にするぐらいはありそうだし、どうせ食べないので柿酢にしちゃおうと思います。


使う柿は完熟を過ぎて赤っぽくなったやつのほうが直ぐに水分が出るので理想ですが、
また硬い柿でも作れますのでご安心ください。

ちなみに甘柿でも渋柿でもどちらでも作れますが、実は渋柿の方が糖度が高いんです。知っていましたか?

なので、糖分が分解されてアルコール→酢と変化するので、どちらかというと渋柿で作ったほうがお酢らしくなるのでオススメです。

まだありますけど、とりあえずこれだけ取れました。


柿は、柿自体に酢酸菌と呼ばれる酵母菌がついているので柿酢を作るときは洗わずにそのまま使います。

ただ、柿の表面に付いている白い粉みたいなもは酢酸菌ではなく、ブルームと言われている天然のロウの成分です。


ぶどうとかスイカとかに付いているあれですね、他の野菜やフルーツにも付いていて、新鮮な証拠とも言われたりしてますね。
悪いものではないのでこれも洗わなくてOKです。

柿酢の作り方

柿酢の作り方は簡単です。

収穫した柿を瓶に詰め込んでおけば作れます。簡単でしょ?


1.柿のヘタや汚れを取り除く

でも下手の周りはきちゃないので取り除きます。



後、腐ってたり汚れている部分も切り落としてから入れてください。

こんなぐちゃぐちゃな柿は直ぐに液体になってくれるので大歓迎です。


丸ごと入れても良いんですが、
こうやって半分に割ったりすると柔らかくなるのが早くなるので手間じゃなきゃ半分位切っておきます。


2.瓶に詰め込む

詰め込むとこんな感じです。


3.殺菌の為酢を入れる
ここに一昨年作った柿酢を入れます。無い方は市販の米酢でもOKです。


ちなみにこれが一昨年作った柿酢を瓶詰めしたものなんですが、謎の物体が生成されました。


これは産膜酵母と言われるもので、悪いものではないです。

柿酢を作っていると表面に白い膜が生成されますが、カビではないので混ぜ込んでしまってOKですし、不安な方は取り除いてもOKです。

作った柿酢をそのままワインの瓶に入れておくと、表面から産膜酵母が膜が生成してしまい、先程の画像みたいな物体を生成してしまう可能性があるので、先がすぼまった形状の瓶に入れるのはやめたほうがいいです。

それか瓶詰めした後に加熱して酵母を殺菌すれば生成されないと思います。


最初の段階で酢を入れることで、呼び水としての効果と、酢による殺菌の効果もあります。


酢を入れなくても出来ますが、腐りやすくなるので入れたほうが無難です。

酢の量は、使った柿の4分の1ぐらいを目安に入れてください。2kgの柿を使ったら酢は大体500mlとかですね。


4.入り口をガーゼで覆う

酢を投入したら、入り口をガーゼで抑えて保管しておきます。(柿が柔らかくなるまで一旦密封しました。)


大体3ヶ月以上経てば柿酢として使える用になるので、瓶の中身を濾せば柿酢の完成です。

全体が液体になるまでは毎日殺菌の意味で瓶を振って柿にお酢を当ててください。


5.かき混ぜながら3ヶ月置く

2週間ぐらい経つとこんな感じで水が出て水位が上がって来ます。


もう少ししたら柿もドロドロ柔らかくなるのでそしたら全体を潰してかき混ぜる作業があります。
続きまたやりますのでお楽しみに。

最後に

柿酢は作る過程で糖分をアルコールにして、アルコールを酢にしています。

なので、途中のアルコールの状態で食べたりすると違法です。

また、柿酢が完成しても他人に分けたり売ったりするのも法律的にはNGなので、柿酢は必ず自家消費するようにしてください。


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おわり

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