[アクアポニックス]ろ過設備を作る!
この前作ったアクアポニックス用の水槽ですが、そろそろ水も濁り始めたのでろ過装置も作らなきゃな~ということで今日はろ過設備を作ります。
濾過槽とは
用意するのはこの薄型のコンテナと、深底のコンテナです。
このコンテナに水槽の下にあるホースからサイフォンの原理を使って水槽の水を送ってろ過します。
薄型のコンテナの方を物理ろ過用にして、厚底のコンテナの方を生物濾過用にします。
物理ろ過はその名の通り、物理的なものをろ過します。魚のフンだったり、食べ残しの餌だったりですね。
これらを物理的にろ過してして綺麗にする層です。
で、生物ろ過は、バクテリアの力を使って、魚のフンとか餌に含まれる有害な成分(アンモニアとか)を分解して
植物が栄養として吸収できる硝酸にしてくれます。
そして、この硝酸を植物が栄養として吸収してくれることで、水も浄化されるし、
植物も育つというのがアクアポニックスの考え方です。
濾過槽を作る
では早速作っていきましょう。
まず薄型のコンテナに穴を開けます。
全体に穴を開けてもいいんですが、今回は水槽の水が入るところは穴を少なくし、反対側は穴を多くしてみます。
奥の方まで水がいかないんじゃないかな~と思って。問題なさそうなら穴を全体に開けようと思います。
こんな感じで穴を開けてみました。
このコンテナに大判の濾材を敷きます。この濾材が物理的なゴミを引っ掛けてくれる訳です。
そして、水槽の水を排水する用のホースを買って来たのですが、ここで問題が発生しました。
微妙にホース径が狭くて入らない!
しょうがないのでバーナーで炙って柔らかくしてからいれる作戦にしたんですが、思ったよりホースが広がらない。
入口はなんとか入ったんですが全然入らない。
今回も石鹸水を試したらすんなり入りました。石鹸水すげー!!
石鹸水を綺麗に流してから水槽と接続しました。
排水用のホースはコンテナに接続するんですけど、今回はテスト段階なのでこういった針金をホースに入れてると、簡単にホースの角度をつけられるので便利です。
この状態で排水がコンテナに入るようにします。
排水槽に水を流してみる
魚が排水されないように排水口にネットをしてからいざ排水テスト!
高低差が少なくてサイフォンにならずに排水量されない問題発生!
急遽水を足してみました。
そしてコンテナを重ねて、下の深底のコンテナに水が溜まったら、そこから水中ポンプで魚がいる水槽に水を戻します。
ここで使う水中ポンプはこれです。
ちょっと汚いですが吸い上げ力は結構あるのでこサイズの水槽でも問題なく水を回せると思います。一応ポンプは弱めの設定にしておきます。
無事排水確認しました。
ポンプの組み上げも問題なさそうですね。