家庭菜園だからできる、分げつを利用して○○倍に増やすネギ栽培
ネギが畑に植わっていると、ちょっと必要な時に抜いてきて料理に使えるので便利ですよね。
このネギは去年植え替えたネギなんですがかなり増えています。
一本ネギと違い、分げつしやすいネギを育てることで、毎年種を蒔いて苗を作らなくてもネギを増やすことができます。
ネギは分げつして増える
一般的にスーパーで売っているようなネギは、一本ネギ系のネギで、分げつしにくい品種です。機械で苗を効率よく植えるので、分げつして増やす必要はなく、分げつしてしまうと品質にばらつきが出てしまうためです。
ただ、家庭菜園であれば、種まきから育苗の手間が不要な分げつしやすい品種のネギを育てることで手軽にネギの栽培ができてしまいます。
分げつしやすい品種
分げつしやすい品種は「汐止晩生ネギ」や、「越津ネギ」などの品種があります。
どちらも晩成種で、冬~春に収穫本番を迎えるネギです。
ちなみに僕はどちらも育てていましたが、今は汐止晩生ネギだけ残して栽培しています。
汐止晩生ネギのほうが抽苔(トウ立ち)が遅く、長く収穫出来るネギなのでおすすめです。
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分げつネギの植え替え方法
植え替え時期は3~6月。
僕は土寄せの手間も省きたいので最初に3,40cmぐらいの溝を掘ってそこに植えたいので、十分大きいネギを選んで植えます。
ネギを固定するように、藁と肥料と土を層にして埋めます。
手順としてはこれだけです。
1年立つと、このように何倍かに増えたネギが出来るというわけです。
種のパッケージの説明には10~15本になると記載があるので、最大15倍には増えるようですが、個体差や地域によっても増える本数に違いはありそうです。
終わりに
家庭菜園で行う小規模なネギ栽培は、種から育てるより、分げつネギの植え替えで栽培したほうがかなり楽に育てることが出来るので、是非家庭菜園でしかできない分げつネギの栽培を行って見ては如何でしょうか。
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穴が開いてるから寒いんじゃないかと思いますが、実は夜のトンネル内の温度は穴が無くても空いていても外気と一緒になるので、穴が空いていても問題ないんです。
是非換気の手間を省いたユーラック換気を使ってみてください。
おわり