【年2回作れる品種はこれ!】マルチを使いまわして省力化した春のじゃがいも栽培。じゃがいも完全自給が見えてきた!
今日はじゃがいもを植え付けるんですが、省力化で去年トマトを植えたマルチを剥がさずにそのままじゃがいもを植えて行きます。
種芋は去年の秋じゃが
植えるじゃがいもはこちら。
このじゃがいもは去年秋に育てた秋じゃがです。
夏の暑い時期に植え付けましたが、品種は休眠期間の短いアンデスレッドだったので、生育期間の短い寒冷地の秋じゃがでも、なんとか植えた分のじゃがいも分ぐらいは収穫できました。
通常、春じゃがを収穫して次の年の春じゃがの種芋として使うと、じゃがいも自体がヨボヨボになって、芽も伸び伸びになってしまいます。
この状態のじゃがいもを植えましたが、出来はそれなりで小さいものもあり安定しませんでした。収穫量的には悪くなかったです。
詳細は以下の記事でまとめてありますので見てみてください。
つまり、それが秋に植えればその収穫分を春の種芋に使えるということです。
工夫次第では秋じゃがの収穫量を増やすことも出来るかもしれないので、じゃがいも完全自給の道が見えた気がします。
種芋を切る
秋じゃがだと丁度いい感じにじゃがいもから芽が出てきています。
本当は以前の動画の様に、ショボショボな春じゃがも種芋にしたかったんですが、親に捨てられてしまったみたいで、今はこれだけしかありません。
この貴重な秋じゃがを、手数を増やすために大きいものはカットして種じゃがとして使います。
じゃがいもをカットする時は横に切るんじゃなくて、縦に切ります。
じゃがいもを良く観察すると、芽が集中している面と芽が全くない面があります。
その面を上にして横からカットしてしまうと、芽がない面からは当然芽が出て来ないので全くの無駄になってしまうんです。
なので、芽が集中している面を上にしたら、その面を縦に切って、切り分けた両方に芽があるようにしてください。
種芋の切断面に灰を付ける
カットした種芋をすぐ植える場合には灰を付けます。
切った断面は腐りやすいので、しっかりと乾燥させて腐りにくくするんですが、そんな時間が無い場合には切断面に灰を付けます。
灰は強力な殺菌作用があるので、切った断面から腐ってしまうのを防ぐことが出来ます。
草木灰は畑で作るとご近所迷惑になるご時世なので、作らずに購入しましょう。
種芋を植え付ける
後、種芋を植える時は、この切断面を下向きにします。
切断面が上向きだと切断面に水が溜まって腐りやすいので、上には向けず下向きで植えてください。
今年はじゃがいもを植え付けるのが遅くなったので、霜対策はしなくて大丈夫なのでこのまま収穫まで放置です。
この日植え付けたのが4月10日です。
25日経つとしっかりと全部発芽していました。
1箇所掘り返されて弱っている物もありましたが、他はみんな順調に育っていきそうです。
最後に
こんな感じに、トマトを育てていたマルチをそのままにんにくとじゃがいもに使う事でマルチを張り直して耕耘してという手間を無くせるので、とても楽になります。
皆さんのオススメの野菜の組み合わせがありましたら教えてください。
後通路に防草シートを敷くことで草取りもほぼ不要なのですごい楽になりますよ。「防草シート(https://amzn.to/3QAr9rK)」
おわり